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お客さま本位の業務運営に関する取組方針

 

 

令和5年8月31日
大分県信用農業協同組合連合会

 当会は、県下JAと一体となり、農業経済安定・向上を図る他、組合員の皆さま、地域の利用者の皆さまのため、高度化、複雑化する金融ニーズに対応し、安心・便利にご利用いただけるJAバンクを目指し事業に取り組んでいます。
 当会では、この理念のもと、2017年3月に金融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択するとともに、組合員・利用者の皆さまの安定的な資産形成に貢献するため、以下の取組方針を制定いたしました。
 今後、本方針に基づく取組みの状況を定期的に公表するとともに、よりお客さま本位の業務運営を実現するため本方針を必要に応じて見直してまいります。

 

 

1 お客さまへの最適な商品提供

(1)お客さまに提供する金融商品は、特定の投資運用会社に偏ることなく、社会情勢や手数料の水準等も踏まえたうえで、定められた会議体で適切に協議を行い、お客さまの多様なニーズにお応えできるものを選定します。また、いろいろな「投資に関する好み」に合った商品を揃えつつ、お客さまにとっての選びやすさも考慮し、一定の商品数に絞った「JAバンク セレクトファンド」をご用意しております。なお、当会は、金融商品の組成に携わっておりません。【原則2本文および(注)、原則3(注)、原則6本文および(注2、3)】



2 お客さま本位のご提案と情報提供

(1)当会では、窓口販売を基本としており、お客さまの金融知識・経験・財産、ニーズや目的を十分に確認のうえ、各商品の販売用資料等を基に対面での商品の説明を行い、お客さまにふさわしい商品をご提案いたします。また、高齢のお客さまに対する提案時には、役席者を同席させ、厳格な適合性判定を実施いたします。【原則2本文および(注)、原則5本文および(注1~5)、原則6本文および(注1、2、4、5)】

 

(2)お客さまの投資判断に資するよう、商品のリスク特性・手数料等の重要な事項について、「セレクトファンドマップ」等の提案資材を利用し、お客さまと対話するうえで、分かりやすくご説明し、必要な情報を十分にご提供します。【原則4、原則5本文および(注1~5)、原則6本文および(注1、2、4、5)】

 

(3)お客さまにご負担いただく手数料について、お客さまの投資判断に資するように、重要情報シート等を用い丁寧かつ分かりやすい説明に努めます。【原則4、原則5本文および(注1~5)、原則6本文および(注1、2、4、5)】



3 利益相反の適切な管理

(1)お客さまへの商品選定や情報提供にあたり、お客さまの利益を不当に害することがないように、「利益相反管理方針」に基づき適切に管理します。
なお、利益相反の恐れのある取引について、以下のとおり類型化しています。
(a)お客さまと当会の間の利益が相反する類型
  ・優越的地位の濫用等
  ・独占禁止法に抵触するおそれのある取引、または同法の趣旨に照らして、レピュテーショナル(風評)リスクを発生させるおそれのある取引を行う場合
(b)当会の「お客さまと他のお客さま」との間の利益が相反する類型
 ・グループ会社との取引に際し、アームズ・レングス・ルールに違反する場合
 ・接待、贈答を受け、または行うことにより、特定の取引先との間で一般的な水準から乖離した水準で取引を行う場合
 【原則3本文および(注)】



4 お客さま本位の業務運営を実現するための人材の育成と態勢の構築

(1)外務員・内部管理責任者・営業責任者業務の研修システムを利用したeラーニング受講や、研修による指導、資格取得の推進を通じて高度な専門性を有し誠実・公正な業務を行うことができる人材を育成し、お客さま本位の業務運営を実現するための態勢を構築します。【原則2本文および(注)、原則6(注5)、原則7本文および(注)】

※上記の原則および注番号は、金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」(2021年1月改訂)との対応を示しています。

 

 

お客さま本位の業務運営に関する取組状況およびKPI実績値(令和5年3月末現在)について

金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表

 
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